物忘れの症状が激しい時に疑われる病気とその原因を年代別にチェック

 

物忘れが激しい!原因や対策方法が知りたいですちょっとした物忘れであれば誰でもすることですが、激しい物忘れの症状が繰り返される場合は病気を疑った方がいい可能性があります。
年齢によって疑われる病気の種類が異なるので、年代別にチェックしていきます。
10代?20代の場合は、睡眠不足が原因のことが多いです。この場合は病気というよりも生活習慣に問題があるので、そこを改善すれば記憶力は元に戻る可能性が高いです。
ストレスのせいで記憶力に影響が出ることもありますが、これも適度な運動でストレス発散したり、安静にしたり、趣味に没頭して嫌なことを忘れるなどで対処できる可能性があります。
これらのことを試してみても改善されない場合や心当たりがない場合は、若年性健忘症の疑いがあります。脳への刺激が極端に少なかったり、過度のストレスを受けていたり、頭部の損傷などが原因で起こることがあります。
65歳以上は老人性アルツハイマー型認知症(脳が萎縮して起こる)と呼ばれますが、18歳?64歳でこれを発症した場合は若年性アルツハイマー型認知症と呼ばれます。
アルツハイマー型認知症は現在ではまだ治療法が確立されていません。ただし、進行を遅らせる薬や行動療法はあるので、早めに気づいて対処することが大切です。
30代?40代の場合は、睡眠不足、過労、ストレスが原因の可能性が高いです。また、若年性アルツハイマー型認知症の疑いもあります。
50代では若年性アルツハイマー型認知症に加えて、更年期障害が影響することがあります。50代の女性に多く、鍵を閉め忘れるなどのうっかりミスが増えるのが特徴です。子供が独立して心が空っぽになってしまうことで、生活のハリがなくなって物忘れの症状が起こりやすくなることもあります。
60代以上でも激しい物忘れは、加齢の影響か認知症か判断が難しいですが、認知症の場合はエピソード記憶が抜け落ちるのが特徴です。昨日食べた夕飯のメニューが思い出せないというのは単なる記憶力の衰えですが、食事をしたこと自体を忘れているのは、食事をしたというエピソードが抜け落ちているので認知症の疑いが強いです。症状が悪化すると自分の家を忘れたり、家までの帰り道を忘れて帰れなくなってしまうこともあります。
アルツハイマー型の場合は脳が萎縮して、神経細胞が急激に減ってしまうのが原因で起こります。それ以外に、脳血管型認知症だと脳の動脈硬化、慢性硬膜下出血、脳梗塞などの脳障害が原因となります。

物忘れ対策では脳を養う食事を作りながらサプリも使って効果を高める

 

物忘れが激しい!原因や対策方法が知りたいです物忘れ対策では、脳を養う食事を中心に作ることがあります。魚中心の食生活にすると、脂分に含まれるDHAのおかげで、記憶力が養われることになります。青魚が豊富な状態にすると、EPAも同時に増えることから、血液をサラサラに保つこともできます。

 

毎日のように焼き魚や刺身を食べられない場合には、鰹節や煮干しなどの水産加工食品からDHAを摂取することもできます。この方法にすると、同時にタンパク質やビタミンB群なども摂取できますので、栄養価は総合的に充実します。魚類が根本的に苦手なために、DHAが常に枯渇してしまう場合には、サプリからも摂取してみてください。

参考:≪物忘れが激しい方向けサプリメント≫記憶力アップに効果あり?

物忘れ対策に有効な栄養は、大豆食品にも多く含まれているため、日本人は昔から納豆や豆腐から摂取していました。今では食の欧米化が進んだ影響もあって、魚や大豆食品よりも肉類や乳製品に偏った食事になる場合が珍しくありません。大豆が豊富な食事にすると、アセチルコリンの原料となる大豆レシチンが多くなり、結果的には記憶力の強化につながります。欧米型の食事にも手を加えて、クリームシチューには豆乳を加える工夫をするだけで、物忘れ対策に有効な栄養バランスになることも覚えておいてください。

 

大豆や動物性食品にはトリプトファンというアミノ酸が含まれ、脳に影響するセロトニンの原料として使われることも重要です。セロトニンが不足した状態になると、日頃の活力が失われ、勉強や趣味に対する意欲が低下することになりかねません。このため、トリプトファンが不足する場合にはサプリからも摂取するようにして、結果的にはメラトニンの形成も促進することが大切です。

 

物忘れ対策で効果的な成分には、鮭やイクラの色素を構成するアスタキサンチンもあります。和食の主菜には鮭を選べば摂取できますが、毎日のように摂取することは簡単ではありません。蟹からも摂取できる成分ですが、不足しやすい弱点を抱えていることは確かですから、アスタキサンチンはサプリからも摂取してみましょう。DHAと一緒になった種類を選ぶと、総合的に栄養を強化できることになります。

 

物忘れは老化現象を代表するものですから、対策では活性酸素の影響を排除する成分を摂取することも理にかなっています。アントシアニンを小豆やブルーベリーで摂取したり、ビタミンEをオリーブオイルから吸収したりすることも有効ですが、こちらもサプリから選んで効果を高めることができます。